レモン果汁とレモンの皮を使った、さわやかな香りと風味のするシフォンケーキを紹介していきます。
レモンフォンの材料
レモンシフォンケーキの主役といえば、もちろんレモンです!皮を使うので、国産の無農薬のものがおススメです。
17cmのシフォン型1個分
レモンシフォンの材料 | 分量 |
---|---|
卵黄 | 3個分 |
砂糖(卵黄用) | 20g |
卵白 | 150g(約5個分) |
砂糖(卵白用) | 60g |
食物油 | 40g |
レモンの皮 | 1個分 |
レモン果汁 | 1個分 |
水 | ※適宜 |
薄力粉 | 100g |
塩 | 一つまみ |
水の量のポイント
レモン果汁と合わせて60gになるように、水の量を調整してレモン水をつくる。
レモンシフォンに使う道具類
レモンシフォン作りに使う道具類は、下のリストの通りです。
レモンシフォンに使う道具類 | |
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オーブン | オーブンの天板 |
ハンドミキサー | 粉ふるい |
ホイッパー | ゴムベラ |
シフォン型 | ボウル |
湯せんするお鍋 | 竹串 |
おろし器 |
レモンシフォンを作る下準備
レモンシフォンを作る前の下準備は、下のリストの通りです。
作りだす前に準備をしょう!
下準備リスト
- 全ての材料を計量する
- 使用する道具類をそろえておく
- オーブンの予熱を入れる(200℃)
- 湯煎用のお湯を沸かしておく
- 薄力粉ふるっておく
- レモンの果汁を絞っておく
- レモンの皮をすりおろす
お菓子作りで失敗しないポイントは、下準備をちゃんとしておくこと。タイミングを逃すと失敗することもあるので要注意!
では作っていきましょう!
レモンシフォンの作り方
レモンシフォンの作り方で、特に大切なポイントは、植物油とお水が冷めないようにすることです。
この二つが冷めると生地が重たくなり、メレンゲの泡が消えやすく、失敗の原因になります。
シフォンケーキ作りのポイント
- 植物油とお水を保温する
では、順をおって詳しく説明していきます。
植物油とお水は別々の器に入れて湯煎にかけます。
卵白は直前まで冷蔵庫に入れておき、冷たい状態にしておきます。そこに塩ひとつまみ入れてからハンドミキサーで泡立て始めます。
冷蔵庫に入れておく理由
- 冷たい方がきめ細かい泡が立つため
塩を入れておく理由
- 塩が卵白のタンパク質を凝固させ、卵白のコシが切れて泡立ちやすくなるため
下の画像ぐらいに泡立ったらOKです。
泡立ての目安
- メレンゲがおじぎするぐらい
- ボウルを逆さにしても落ちないぐらい
卵黄と砂糖を入れたボウルを湯煎にかけながら、ハンドミキサーでもったりするまで泡立てます。
湯せんにかける理由
- 温かい方がよく泡立つから
- この後に加える植物油などを冷やさないため
植物油を加えたら、ハンドミキサーでよく混ぜて乳化させます。
レモン水を加えるとしゃばしゃばになるので、飛び散らないように気を付けながらハンドミキサーで混ぜます。
振るっておいた薄力粉とレモンの皮を加え、ツヤのあるペースト状になるまでしっかり混ぜます。
先に泡立てていたメレンゲは、気泡が荒くなっているのでホイッパーで整えます。混ぜる目安は20回ぐらいです。
1/3のメレンゲを卵黄の生地に加えて混ぜます。
あらかじめ、1/3のメレンゲを加えることで生地を柔らかくし、残り2/3のメレンゲと合わせた時に混ぜやすくします。
⑧の生地を、残り2/3のメレンゲに加えます。メレンゲの泡を消さないようゴムベラで丁寧に混ぜます。
完成した生地をシフォン型に入れます。
型内に大きな空洞ができないように、生地を竹串などでぐるぐると混ぜてなじませます。
■ 予熱温度:200℃
■ 焼成温度:170℃
■ 焼成時間:30分
焼き上がりの時間は、お使いのオーブンによって多少ことなります。自分のオーブンのベストな目安を見つけてみてください。
焼き上がりの目安
竹串を刺し、生の生地が付いてこなければOK!
焼き上がったシフォンケーキは、15cmほど上の高さからぽんっと一度だけ落として蒸気を抜きます。
その後、3時間ほど逆さまにして完全に冷まします。
逆さまにする理由
- 逆さにしないと生地の重さで沈んでしまうため
型から外す時には、小さなパレットを使うと便利です。ない場合は、竹串などを代用して型と生地の間をぐるっと一周させます。
レモンシフォンの完成です!
ちょっと余談ですが・・・
シフォンケーキは卵白をたくさん使うので、私はプリン作りで余った卵白を冷凍保存しておいて、シフォンケーキに使っています。
卵白は冷凍したものを解凍して泡立てると、きめの細かいメレンゲなるのでシフォンケーキにうってつけです。
プリンの作り方は、下の記事からご覧いただけます。
お読み頂き、ありがとうございました。